この記事を読んで欲しい人
- 夫が育休を取得するか悩んでいる方
- 夫に育休を取得してほしいが、夫が育休取得に前向きにならず悩んでいる方
- 夫の育休取得のメリットがイマイチ分からない方
この記事の内容
我が家は産後1ヶ月〜2ヶ月までの1ヶ月間、夫が育児休業を取得しました。
この記事では、今回の育休取得においてどのように職場の理解を得たか、1ヶ月間の育休でどのようなメリットがあったのか等、妻の目線からご紹介したいと思います!
- 夫が育児休業取得の職場の理解を得た方法
- 夫がいることによるツーオペのメリット5選!
- 1ヶ月の育児休業を終えて思うこと
夫が育児休業取得の職場の理解を得た方法
我が家には長女、次女、長男(次女と長男は双子)と、子供が3人います。長女の出産時は職場の理解が得られず、夫は育休を取得することができませんでした。
今回は双子に加えて長女のケアもあり、産後のボロボロな身体でワンオペは難しいことが目に見えていたので、育休を取得する方向で夫に職場との交渉をお願いしました。
育休取得の最大の壁は夫の職場に育休取得の理解をいただくこと。夫の職場は男性の割合がほぼ100%で、加えて「子育ては女性が行うことが普通」という常識の中で過ごして来た50代以上の方が圧倒的に多かったです。

職場に育休取得を交渉するときに気をつけたポイントとかはあるの?

双子ってわかった時点で育児の大変さを職場の上司に刷り込んだことかな。

なるほどね。他には?

職場での雑談で「我が家は今大変なんです」ということをアピールしたことかな。例えば、祖父母はまだ現役で働いているのでサポートが受けられない、とか妻はお腹が大きすぎて歩くのも難しいとか。あとは、やっぱり切迫早産で入院した時に家事・長女の育児を全て自分が引き受けた上で仕事も両立させていた姿を見て大変さをわかってくれたみたいだよ。

そうなんだ。本当はそんなアピールをしなくても育休がすんなり取れるようになって欲しいよね。夫の育児休業の必要性が世代によってはまだピンと来ないんだろうなぁ。やっぱり状況を理解してもらうためのコミュニケーションは必要なんだね!
今回は双子妊娠が判明した時から時間をかけて家庭の状況を細かく伝えていたことで、前回よりも職場の理解が得やすくなりました。「具体的に家庭の状況、大変さを理解してもらうこと」がポイントになりそうですよね。
夫がいることによるツーオペのメリット5選!
毎日のミッションは家事、長女のお世話、赤ちゃんのお世話です。こんな風に書くと実に淡白ですが実際にワンオペで1日を過ごしてみると毎日ヘトヘトになります。
ですが、ツーオペになった途端私は劇的に「気楽」になりました。そこで夫の1ヶ月の育休期間中に特にメリットだと感じたことをご紹介したいと思います。
①夜中の授乳は作業量が減り休息も可能
ミルクを作っている間にどちらかがオムツ替えや必要に応じて寝具や着替えの交換をする、という役割分担ができるので夜中の作業量が減ります。また、体調不良など夜中に起きられない時は相手に任せて自分が休むことが出来ました。さらに夜中に夫と話をしたり一緒にテレビを見ながら授乳していたので、孤独や不安感を感じずに済みました。
②双子の沐浴は役割分担で10分で完了
沐浴は夫、沐浴後の保湿やお着替えは私が行う分担にしていました。この方法だとスムーズに沐浴を行うことができ、2人入れても10分もかからないくらいで済んでいました。非常に単純ですが、役割分担できると倍以上の時短につながると思います。
③片方が留守番できることで身軽な外出が可能
乳児湿疹で双子の次女だけが小児科へかかることがありました。その時は夫が次女を病院へ連れて行き、私は自宅で長男と留守番をしていました。もし私1人だったら病院へ行くときに2人とも連れていかなくてはなりません。また、長女の保育園の送迎も私1人だと双子を一緒に保育園へ連れて行かなくてはならず非常に大変です。なので外出が必要な時は大人2人いることは大きなメリットだと感じました。
④交代でリフレッシュ出来る
育児は可愛い我が子のお世話だとしても心身共に消耗しますよね。ワンオペだと気軽に仮眠を取ったりゴミ捨てへ行くことすら難しい場合もあるかと思います(私が長女の時そうでした…)。
その点ツーオペなら片方に子供をお願いしている間に、片方はリフレッシュすることが可能です!
仮眠は勿論、美容院や病院へも安心して行けますし、お風呂にゆっくり入ることも可能です。
お互いに色々なことを我慢せずに息抜きできたことは日々の育児を乗り切る上で大きなメリットでした!
⑤無理なく綺麗な家を維持できる
ワンオペでお世話の合間に家事を行うと、自分の食事や仮眠の時間を犠牲にせざるを得ません。
ツーオペでは家事も協力して行うことが可能です!主人の育休中は洗濯物も食器も特に溜め込むことは無かったですし、トイレ・お風呂・キッチンなどの水回りも清潔に保てました。
私も夫も家の中が雑多になるとストレスを感じてしまう性格だったので、無理をすること無く家事に専念する時間も確保出来たことは大きなメリットでした。
以上、夫の1ヶ月の育児休業取得に伴うメリット5選でした!
1ヶ月の育児休業を終えて思うこと
私は夫に育児休業を取得してもらい、とても良かったと感じています。育休中の妻の負担軽減は勿論ですが育休で育児と家事に専念し、内容を熟知したことで、職場復帰後に夫自身が仕事・育児・家事の両立ができるようになります。実際にうちの夫は、仕事から帰宅後に家を見渡すだけで私の手が回っていない部分を瞬時に理解し、的確なサポートに入ってくれます。これぞ育休を取得する醍醐味だと思いませんか😀?
男性の育児休業は「取得するか、しないのか」の議論になりがちで、どうしても「休業中のみ」に焦点が当てられますが、本来は取得したことによって得られる各家庭のその後のメリットに注目すべきだと思います。
現実は、育児だけに専念している時間より、育休後に仕事・育児・家事を両立させる時間の方がずっと長いですから、夫婦で協力体制を築くためのベースを育児休業で得ることは大きなメリットです!
取得を迷われている方は、休業期間中のみではなく、「その後の生活」に焦点を当てて夫婦で相談し、育休取得に前向きになっていただきたいと思います✨
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